ヨガが上手くなる方法「成長曲線を知る」【33歳から始めた体験談】

ヨガが上手くなる4つのポイント

私はヨガを初めて4年になります。体は軟らかいほうでしたが、最初始めた時はきついポーズや
痛いと感じるポーズも多くありました。
ヨガを始めて多くの人が感じるのは自分の体の硬さや、思った通りに体が動かせない事、きれいにポーズが取れない事だと思います。
人には個人差もあるし、左右の違いもあるし、部位によって硬さや動きのなめらかさが異なります。
得意不得意というやつですね。
そんなヨガが楽しくなるのはやはり、できなかったポーズが出来るようになる時です。
上級者も最初から上手だったわけではありません。
ヨガの成長曲線を知ったうえでヨガと自分の成長を楽しみましょう。
ヨガが上手くなる方法
1、成長曲線を知る
2、あと1呼吸を意識する
3、1つのポーズを集中して練習する
4、毎日練習する

1、成長曲線を知る

成長曲線とは
「人間の成長をグラフにした時の曲線」のことです。
成功曲線とも言われていると思います。
石原明さんの「成功曲線を描こう」がお勧め本です。

多くの人は成長する時に、練習量やかけた時間に比例して直線的に伸びていくと思いがちです。
しかし、実際にはそんな事はありません。
成長する時は曲線のように伸びていくのです
ここで、現実とイメージにギャップが生まれます。
このギャップを感じると人は「何でうまくならないんだろう」「自分には向いていない」と思い始めます。
気持ちはわかります。成果や結果がでないのですから。
図のグラフを見ればわかるとおり、最初のうちはほとんど成長しません。
やってもやっても変わらないとなると、やっている事自体が意味のないムダな事のように感じます。
そこでやめてしまう人が多くいます。
諦めるという事ですね。
だからこそ、この成長曲線を知っている必要があるのです。
成長するには時間がかかり、すぐには上手くならないと知っていれば諦める事はしないはずです。
これはヨガに限った話ではありません。
英語を勉強する時もそうです。
私は英語を勉強していました。
最初は全然発音もうまくならないし、言いたい単語も文法も使えませんでした。
しかし、毎日1時間ぐらい声に出す練習を、ただひたすらに繰り返すうちに発音が上手くなりました。
3ヶ月ぐらいは本当に毎日やっていました。
最初は自分は何で全然うまくならないんだろうと思いました。
よく、「3ヶ月やれば上手くなる」とか、「6か月で成果がでる」という説明や紹介を目にしますが
多くの人が3ヶ月ぐらいならと思って安易に考えてしまします。
3ヶ月は短いようで長いです。
毎日練習しても成長しないと1週間も続きません。
よく言う、「3日坊主」ってやつですね。
才能や得意不得意はあると思いますが、ヨガは必ず全員うまくなります。
そして、ある日を境に急激に上手くなります
急激にポーズが深まります。自分でも驚くぐらいに。
それが成長曲線の右のほうにいった時の状態です。
成長曲線も右にいくと一気に上にいくようになっています。
ここを迎えた時が本当に気持ちいいですね。

2、あと1呼吸を意識する。

柔軟性が必要なポーズは特にこの呼吸への意識が必要になります。
息を吸って、吐く息の時間を長くゆっくりと呼吸しましょう。
1呼吸で20秒ぐらいかけて、じっくりと、ゆっくりと行います。
いきなり10呼吸を目指すのではなく、1呼吸を終わったら次の1呼吸に集中する。
きついと思ったら、「次の1呼吸で終わらせよう」と思って行ってみてください。
そして、ひと呼吸終わって「まだいける」と思ったらもう一呼吸すればいいのです。
そうやって、1呼吸に集中するとポーズが自然に深まります。
上手くなるという感覚ではなく、呼吸をする事だけに集中するのです。
そうやって、呼吸に集中しているとたまにスイッチが入ったかのようにいつまでもポーズを取り続けられんじゃ
ないかと思うぐらいに深く深くポーズがとれる時があります。
柔軟性の高いポーズも痛みを感じずに、どんどん伸びていく時があります。
そういった時でも無理せず、油断せずに自分のペースで体を痛めない程度に行うようにしましょう。

3、1つのポーズを集中して練習する

同じポーズを集中的に練習しましょう。
これも柔軟性が必要なポーズは特に集中してやることをお勧めします。
体というのはもとに戻ろうとする力が働きます。
そのようにプログラムされているのです。
1週間かけて練習して柔らかくなった体、ポーズも1日やらないだけで硬くなります。
毎日の積み重ねです。
練習時間も限られていると思いますので、極端にいうと1日2ポーズぐらい練習すればOKです。
前屈ならば前屈を毎日やり続ける。そうすると他のポーズをとる時にも良い影響がでます。
モモの裏やふくらはぎの柔軟性が高まり、ダウンドッグも綺麗にできるようになります。
1日2ポーズの練習を1か月毎日行えば上手くなります。
その成長度合いは個人差がありますが、着実に成長します。
難しいポーズの場合はそれなりに時間がかかります。
私自身ハトの王様のポーズを練習した時には、できるようになるまで3ヶ月かかりました。
最初は背中と足がちぎれるんじゃないかと思いました。
タオルを使って補助をしながら、徐々に徐々に体を調整し、慣れさせていきました。
体が1ミリづつ柔らかくなる、1ミリづつ伸びているように
そんなイメージをしながら毎日練習していました。
そうするとある時、急に痛くもなく苦しくもい日がやってきました。
すごく気持ちいいと感じる時がくるのです。
ここまでくれば後は一気に成長します。
3ヶ月は終わってみたら早かったけど、練習をしている時は「いつになったら出来るんだろう」と感じる日々でした。

4、毎日練習する

これは当たり前ですね。
言うまでもないかもしれません。
でも、あえていいます。
毎日練習しましょう。
気分が乗らない時でも、5分〜10分でいいので練習しましょう。
意外にヨガ・ストレッチを始めると気分が乗ってきたりします。
毎日続けていくと、めんどくさいとか、やる気が出ないと思う事自体が少なくなります。
やる事が当たり前になります。
ヨガの練習をしながら、仕事の事ややりたい事を考えると良いアイディアが浮かんだりします。
私も毎日練習をしています。
練習という感覚ではなくて、「調整」という感覚です。
私の毎日のルーティンは
マリーチアーサナ:5分
前屈      :5分
ハトの王様   :10分
肘立ち     :3分
シャバアーサナ :3分
という感じです。

同じポーズでも少し体の位置を変えるだけで負荷が高まるので全く飽きません。

自分のルーティンを見つけて習慣を作ると良いと思います。

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